« 2019年2月 | トップページ | 2019年11月 »

2019年10月

2019年10月30日 (水)

続・・大鮎釣りに思う事

 前回は、大鮎釣りに必要な竿・ライン・針とのバランスが如何に大切かを書いてみました。       今回は、その続編として尺サイズの鮎とのやり取りで、渓流釣りとは違う友釣りでの尺鮎とのやりとりで何が必要か?

 以下私の思うところを書いてみます。

 私が、球磨川へ行ってみたいと思っていた頃、ちょうど横浜のフィッシングショーで球磨川の尺鮎釣りについて野島玉造さんにお話を伺ったことがあります。

 その頃の私は、富士川や相模川で尺鮎を釣り上げた事はありましたが、本場の球磨川の尺鮎がいったいどんなに凄い鮎なんだろうか?

またその尺鮎のパワーはいったいどれだけのものなんだろうか?

 私の釣りスタイルも大会重視から、近場での娯楽性の高い釣りへと変わりつつある時でしたが、過去に行ったことのない球磨川への思いも強くなってきた頃であり、毎年楽しみにしていたフィッシングショーに各メーカーからは鮎釣りの名人として大会で活躍された釣り人が顔を揃えてはおりましたが、殆どの名手は数釣り派のトーナメント重視の名人が多く、尺鮎釣りに自信があると言った名人は少ない中で、がまかつ会場の野島玉造名人の存在は大鮎ファンにとって憧れの存在ではなかったかと思います。

そんな憧れの大鮎名人とお話が出来るなんて…

ラッキーな事です。

3dfcd81821e74b558c0d339c38a8936e

私から野島玉造名人に、これから球磨川へ尺鮎釣りに行ってみたいと思っている事を告げて、球磨川の尺鮎とのやり取りで特にどのような点に注意すれば宜しいでしょうか?

的な質問をしたことがあります。

 野島玉造名人は、初めて顔を合わせる私に対して、富士川や相模川の尺鮎もいい鮎だけんども、球磨川の鮎は筋肉が違うよ!と熱弁し、いいかこの竿を持ってごらん。とがまかつの展示場においてある竿を1本取出して、竿の構え方などをレクチャーしていただいた懐かしい思い出があります。

Img_03891

 竿は、脇を絞めて持て!

 球磨川の鮎は、一機に走る奴がいる。

 ボーとしていたり、竿を構える脇が甘いと一瞬で掛かり鮎に指導権を取られてのされてしまう。

一瞬のスキが尺鮎を取れないことになる。

とのお言葉を今でも覚えています。

 その時は、ふんふんと聞いてはおりましたが、相模川だって富士川だって尺鮎が掛かった時は半端ない引きであり、一瞬でも気を抜くと大鮎は取れない事は、富士川でオトリを入れた瞬間にガーンとオトリを持って行かれると何も出来なかった経験から野島玉造さんのお話は私自身肯けるお言葉でした。

いざ球磨川と向き合った時に、この時に野島玉造名人がおっしゃっていた一瞬のスキも与えず竿を絞る動作は、川幅のある深い流れの瀬が多い球磨川では脇を絞めて掛かった瞬間に竿先を自分よりも少しでも上へ引き上げることが重要であり、掛鮎との勝負に負けない立ち位置が取込みの鍵になると感じました。

527931101952212

 動作的には、ゴンと信号が来た瞬間に臆する事なく合わせを入れる事による掛かり鮎は更に逃げようと全力で竿を曲げて来ます。

 特に、下り出した大鮎は、どこまでも下らないと取り込めない気もします。

 大鮎が掛かってから遅れれば遅れる程、竿はのされラインブレイクか身切れに繋がって行きます。

 竿を持つ時は、竿がふらつかない程度に脇を絞めて、一瞬の当たりにも遅れないダッシュ!が肝心であると思ってます。

 更に、前回に仕掛けのバラスが大切と言いましたが、このバランスを竿で感じるようにしたいものです。

 これ以上無理したら水中糸が切れそうだ!

 これは、身切れしそうだ!

 これは竿がおれそうだ!

 この「これは?」と思う感覚を養う事で、とっさの大鮎や、大鮎とのやり取りにおいて重要な竿捌きに繋がるものと思います。

 竿捌きを上手くなるには、やはり水中糸にあった竿を使い、水中糸にあった大きさの鮎を釣り上げる事。

 言うなれば、初期の頃はなるべく細糸と言われるナイロンやフロロであれば0.1号や0.125号を使って中硬又は中硬硬くらいの竿で鮎とのやり取りを練習すること。

 鮎の大きさに合わせて、0.125号から0.15号に段階的に変えてみること。

 勿論、複合素材であっても同じことで、0.03号や0.04号を初期には使ってみて、鮎の大きさと共に0.05号や0.07号とアップしていくこと。

Pa291838

 このような段階を踏んで、水中糸0.4号、ハリス3号の世界に入ると、大鮎釣りは技術的に数釣りの鮎釣りとは何ら変わらないことに気が付くと思います。

 大鮎釣りと数釣りの大きな違いは、私が思うには、大鮎が出てくるまで我慢できるか?といった我慢の時間を作れるか否かではないかと思います。

我慢は中々暇でボヤキも出るし大変な作業です。

 勿論、釣れなければ、数釣りと同様に場所を転々として釣れるポイントを見つけなければなりませんが、いきなり大鮎が釣れなくても、28センチ台の鮎が釣れるポイントに当たれば必ずそこに潜む大鮎がいると私は思ってます。

鮎の友釣りは、餌釣りのように口に針が掛かるのではなく、魚の体の何処かに掛かるスレ掛かりの状態で、魚とのやり取りをやらなくてはならないので、針の掛かり所によっては同じ鮎の大きさでも引きが全く違って来ます。

 ヤマメのように口掛かりであれば魚の頭の方向を考えながら竿捌きを行えば意外と楽に寄って来る場合もありますが、スレ掛かりの巨鮎はそうは行きません。

 では顔掛かりでハリスの長さを調整する。

それもありだと思いますが、私はまだ球磨川の尺鮎を口や顔掛かりで釣り上げた事がありません。

 水が詰まって、ナーバスな状態になれば口掛かりでも釣れるかも知れませんが、多くはガツンとアタリが来た時の殆どが背が掛かりで、竿が曲がる前に自分で竿を曲げて行かないと遅れてしまいます。

A829e1706f5a4657a593d6e991310d2e

 鮎の引きの強さに球磨川の水圧も加わり大変な重さを感じながら、無事に掛かり鮎を掬った時に、その鮎の大きさを見て思わず笑顔が溢れる事と思います。

簡単なようで、スレ掛かりの巨鮎とのやり取りは中々難しいんですね!

 ちょっと取り止めのない話になって来ましたが、大鮎を釣るのに大切な事は、鮎の掛かった瞬間に機敏に反応出来る体制、例えば脇を締めて竿を持つ。

 巨鮎とのやり取りは、十分竿を曲げますが、頭の中には、身切れの事やラインブレイクの事、はたまた竿の折損も考えて竿捌きをする。

 鮎を寄せる事が出来たら、焦らずに糸を緩める事無く機敏に掬う。

 以上が巨鮎の掛かった後の大切なやり取りではないかと思います。

 

にほんブログ村 釣りブログ 大鮎釣りへ   にほんブログ村 釣りブログ 鮎釣りへ  にほんブログ村 釣りブログへ

にほんブログ村

無断転載禁止

Copyright©2015 Ikejima All Rights Reserved.

 

| | コメント (2)

2019年10月27日 (日)

大鮎釣りに思う事!

 令和元年は、開幕早々色々な場所で多くの災害が発生し停電や断水、または家の崩壊と甚大な被害が出ております。

 このたび水害等で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

また、被災地の皆様の安全と安心が一日でも早く確保されますことを、心よりお祈り申し上げます。

 

 さて、私的な(独想的)記事となります。

興味のある方は、覧下さい。

 

 令和元年は、国内の河川で鮎が大型化し私の知る限りでは、九頭竜川、三隈川、四万十川等で尺鮎ラッシュだったようです。

 私の向かった球磨川でも、尺鮎の魚拓だけでも66匹と言う数が出てます。(球磨川西村釣具店より)

 球磨川に限って言えば、66匹の尺鮎の中には5匹の33cm以上のスーパー尺鮎と言われる更に大型の尺鮎が混じりました。

 今年の特徴としては、長さはそこそこありましたが初期の頃の大雨による増水により鮎達の食欲を満たすだけの垢付が悪く腹8分目くらいで成長したためにややスリムであって、メタボ鮎が少なかったのではと思います。

 大鮎釣りに関しては、釣り上げた尺鮎のプロポーションも気になるところではありますが、鮎のプロポーションはその年の鮎の育つ環境に左右されますので釣り人が選べないのが辛いところではありますが、可能な限り大きくて太く重い鮎を求めるのは球磨川へ訪れる釣り人であれば皆さん同じ気持ちでオトリを泳がせているものと思います。

Img_1026

 大鮎釣り全般で良く耳にするには、ラインブレイクです。

ドンブリで行っちゃった!!

と言う言葉ですが、意外と口にしないのが身切れです。

身切れとラインブレイクとどちらが1日の釣りの中で多いのか?

考えた事はあまりないのではないでしょうか?

 私が思うには、ラインブレイクの倍以上に身切れさせている事が多いのではないか?

と言うことです。

 一般的にラインブレイク = 大鮎 の図式となると思いますが

 身切れ = 大鮎 とは考え難いのか?

 身切れ = 掛りどころが悪かった ・・・ と思うのが一般的と思います。

しかし、私が思うにはこの身切れこそ大物鮎の掛かった証でもあるのではないかと思ってます。

 大鮎釣りで、やはりラインブレイクを恐れて頑丈なラインにしようとします。

 この時、身切れの事は余り考えてないのではないでしょうか?

 身切れを主体に考えると、ラインブレイクも怖いけれど身切れさせないようにすることを考えてみると、硬い超硬の竿よりもある程度軟らかな軟調の竿にしようと思うはずです。

 しかし、軟調の竿にすれば身切れは発生しにくくなっても、取込みやオトリを引く釣り方が難しくなってしまいます。

そこで、ある程度の強さがあってある程度の軟らかさもあってある程度の長さもあって・・・・と道具の選択も、とても重要な事項になます。

 ラインブレイクと身切れが例えば、ゼロになったとしましょう!

 これである程度の硬さとある程度の軟らかさとある程度の長さの竿を準備したとして

Img_7656

 絶対に、身切れしない!

 絶対に、ラインブレイクはおこらない!

となれば、次に発生するものは「釣り竿のブレイク」です。

 

 釣り竿が折れた!

と言う話も良く耳にします。

私も、魚野川でバキバキに竿が折れてしまった苦い思い出もあります。

 球磨川では、踏ん張っていた前の石に元竿をぶつけてしまって骨折したことはあります。

 

 私が思うには、何の釣りでも共通する事項は釣りに「絶対」と言う言葉は無い。と言う事です。

この糸は、絶対に切れないから大丈夫!!

と言う言葉も良く耳にしますが、絶対に切れない糸だから大鮎が手に入るとは言えないこと。

それは何故?

糸は、切れなくても竿が折れる恐れもあるし、竿が折れなくても身切れが発生する場合も鮎釣りにはあると言う事です。

 

 従って、竿を握っていて大鮎が掛かった時は、常に頭の片隅に、ラインブレイク、身切れ、竿の骨折も考えながら掛り鮎とのやりとりが必要であると言う事。

 そんなに簡単にと言うか、単純に大鮎を手にすることは出来ないと思うのが私の考え方です。

 アーあの時の鮎を取っていれば??

と今シーズンも思われている方も多いことと思います。

 鮎釣りに「絶対」はありません。

 不安と運と自分への信頼とで大鮎を手にして下さい。

 

 2017年に球磨川で釣り上げた鮎です。

Img_7600  

  そして

Ike190920333_02_20191027095401

 2019年に球磨川で釣り上げた鮎です。

 サイズアップは、勿論狙ってはおりますが中々難しいです。

 

 まとめてみると、釣りには絶対と言う言葉は存在しないこと。

 針、竿、ラインと考えた場合、全てにおいて注意を払いながら釣りをしないと良い結果は残せないと言う事。

 それには、信頼性のある針と竿とラインの三拍子がバランス良く組み立てて大鮎に立ち向かうことが重要だと思います。

 

 来シーズンもまた、球磨川に立てるよう健康維持と気力を持っていたいと思います。

 

 

 

 

にほんブログ村 釣りブログ 大鮎釣りへ   にほんブログ村 釣りブログ 鮎釣りへ  にほんブログ村 釣りブログへ

にほんブログ村

無断転載禁止

Copyright©2015 Ikejima All Rights Reserved.

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

2019年10月22日 (火)

スーパー尺鮎と遭遇する確率について

 球磨川には日本一の大鮎選手権大会と言う伝統的な大会があります。

 この大会は、大会当日に釣り上げた鮎3匹の合計寸で争われる大会です。

 この大会で優勝を狙う大鮎師にとって、球磨川の尺鮎は釣れて当たり前であり、いかに他の釣り人の尺鮎よりも大きな尺鮎を1日で3本それ揃える事が出来るかと言うとても厳しく過酷な大会です。

 大会の開催は、その年の川の状況により中止となってしまう年もあるようですが、3本の尺鮎の合計寸が1メートルに達することが出来れば文句なしの優勝とのことです。

 過去の大会の優勝者の写真が、球磨川の西村釣具店さんに飾ってあったので、お借りして来ました。

Img_04812

 釣り人名は、伏せておきますが過去の大会でこんな大物3匹が釣れた年もありました。

 しかし、残念ながらこんな立派な鮎を3本揃えても1メートルには届かなかった。

と釣具店店主の西村さんはおっしゃってました。

 球磨川にとって、目標でもある1日1メートルの巨鮎釣り。

更に言えば、球磨川には3匹釣って1メートルに達するだけ

のポテンシャルがあるだろうと言う事だと思います。

 

 では、一般の釣り人が33cmを釣り上げるにはどのくらい頑張らなくてはいけないのか?

 

 一発運とか川の状況等色々な条件があるとは思いますが一般的に私が思うには、球磨川であれば30匹の30.3cm未満の鮎を釣れば、1匹は30.3cm以上の尺鮎が混じるのではないか?!

 また、30.3cm以上の尺鮎を30匹釣れば1匹は、33.3cm以上が混じるのではないか?!

 

と言う確率的な事です。

 

 尺鮎に育つのは球磨川だけではありませんので、ご自宅周辺の河川や、また球磨川以外の九州河川等色々存在するとは思いますが、一般的に33cmまで育つ河川は日本全国広ともそうあるものではありません。

 

 あ・・・あの時逃がした大物は?

 

って、殆どの釣り人が経験しているバレ、バラシ取込み直前でポシャリ!

等々中々難しいものではあると思いますが、タモに掬うまでは、油断が出来ないのが鮎の友釣りであり大物釣りであると思います。

 

 昨年の良く釣れた球磨川であっても、1日3匹の尺鮎を揃える事は簡単ではないことが良く分かるのではないかと思います。

 最近の球磨川は、更に釣り人も多く大物鮎からどんどん釣れてしまう現状を考えると、これからも益々大物との遭遇は難しくなるように感じてます。

 

 

 

 

にほんブログ村 釣りブログ 大鮎釣りへ   にほんブログ村 釣りブログ 鮎釣りへ  にほんブログ村 釣りブログへ

にほんブログ村

無断転載禁止

Copyright©2015 Ikejima All Rights Reserved.

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

2019年10月18日 (金)

2匹目のスーパー尺鮎を求めて・・続令和元年球磨川遠征報告

 人間と言うものは1匹釣れると、更にもう1匹と欲が出てしまう。しかし球磨川本流の流れは依然として濁りが強く増水状態が続く。

 果たして、人吉滞在中にもう1匹のスーパー尺鮎を手にすることが出来るであろうか?

この水色と増水した状況を見ていると、果たして本流でもう一度竿を出すことすら厳しいのではないかと思えた。

Img_04662_moment_20191018094601 

 

 21日朝の撮影ではあるが、人吉市内の雨は大したことは無かったものの、どうも球磨川の上流域で短時間に大雨が降ったようです。

人吉市内の雨が大したことなかったので朝のうちは、竿を出せるのかも? なんて淡い気持ちで球磨川を見てビックリしました。

これはダメです。

 

Img_04732

 

 球磨川支流の西村釣具店手前の様子です。

かなりの荒れた様子で、これはダメと思い明日にでも人吉を離れ帰る事を考えました。

釣り仲間からは、九頭竜川に行くから進路変更をとの催促も来ました。

他の釣り仲間からは、もうこれで球磨川行きは、断念したとの連絡もありました。

 

Img_04712    

 川辺川を見ると濁りはありますが、そう大した増水にも見えず、また、こんな大雨の日に転がしをやっている釣り人を発見しました。

 明日の朝を待って様子を見てから考えようと思い直し、一旦は帰ろうと決めた気持ちを、もう一度ここでやろうと切り替えて、本流での釣りは無理な状態でしたが、支流が出来るのではとの知人からの情報で、養殖オトリ2匹を購入し支流へ向かいました。

 

 ここまでは、想定内だったので、ここにきてやっと9mの竿の出番となりました。

竿を10mから9mに持ち替えると、9mの竿が素晴らしく軽く感じてしまいます。

支流で2日間を楽しむことが出来ました。

590892790348517

 支流は、水も綺麗ですが、釣れる鮎も綺麗です。

Img_0508

 まずまずの良型が掛かりました。

Img_0531ss__20191018095801

 支流は、100パーセント放流鮎のようですが、元気な鮎がガツンと勢いよく掛かりました。

川幅も狭く川底は浅く、釣り方は、静かな泳がせ釣りが主体となりました。9mの竿を持って来て正解でした。

普段重く感じていたパワスペの急瀬90が、軽く感じられ、竿を立てての泳がせ釣りも楽しめました。

 

 また数的にも、午後からのゴールデンタイムは特に追いが活発となり楽しめました。

Img_0527

 

 少しオーバースペックだったのかも知れませんが、アーマード0.4号で鼻環周りは球磨川用の3号で安心した気持ちで釣りを楽しみましたが、やはり釣りには安心感は良くありません。

 球磨川では1匹もバラシが無かったのに、ここに来て初のバラシが発生!

 それも1匹バラスと2匹、3匹と伝染します。

 疲れと安心感と色々と入り交じりはあると思いますが、へんな緊張感から解き放された感じの支流での友釣りでした。

 

Img_0561ss_20191018101301

 増水から4日目となると上の写真ように少し濁りが薄くなったように感じます。

 私の人吉滞在は、明日までとなりました。

 明日は、レンタカーを返して飛行機に乗込む時間も考えると、午前11時には釣りを止めなくてはなりません。

 残された時間は、今日を入れても1.5日を切ります。

 球磨川は、本流は濁っているためこんな状況下で、もし川に流されてしまえば、足元も見えず目の前の石すら分からずとても危険な状態になります。

 川に入るには、ライフジャケットは必須となります。

自分の記憶の中の石を狙ってやってみることとしました。濁りが入ったお蔭でしょうか?

台風前は、1匹釣るのも大変な状況でしたがこれだけ濁った状況下でも、球磨川の鮎は元気にオトリ鮎を追って来ました。

 サイズ的には、少し小ぶりでしたが釣れないよりかはまだましと言ったところです。

 渇水時から現在の増水は、約40cm程ありヘチを狙いたくても、今のヘチは渇水時の陸の可能性もあって、深さと流れを読みながらオトリを入れていくとポンポンと3匹目も釣れて、大体の釣れる筋が分かって来たので、そろそろ尺鮎の出番ではないかな?と思いながらオトリをスッとヘチから泳がせて出したところ

ガツン!

と勢い良く来ました。

 

 先のチビ3匹とは全く違った引きです。

竿が大きく曲がりスッとはオトリが寄って来ません。

チビ鮎ではないことは確かな為、引き過ぎず緩めることなく竿を立てて引き寄せます。

 寄せて見ると、スーパー尺鮎には届かないまでも体高のある尺鮎が釣れました。

 オー32cmはあるかな?

Img_0549-ss

と思った魚体でしたが、釣れた時間が早くまだまだ時間が沢山残っていたのでこの鮎をアジのバッカンに入れて川に沈めて、釣りを再開、しかし1匹釣れてしまうと中々集中力も続かず車による移動を何度か繰り返すも、この日は、この鮎を上回る大物に遭遇することは出来ませんでした。

 

 釣れたては、水槽の写真のように綺麗な鮎でしたが私の不注意で鼻環を通したオスの鮎を同じバッカンに入れてしまったお蔭で、釣り上げてから約6時間後の検量時には、ボロボロとなってしまい残念な写真となってしまいました。

 

 色付いた雄鮎が、綺麗な雌鮎にちょっかいを掛けて雌は、疲れ果てた様子でした。

 

Img_0594

 別の鮎じゃないの?

と思えるほどに疲れ果ててしまった雌の尺鮎です。

 この時期に、雄鮎との2匹だけは大失敗でした。

また、検量は、出来るだけ釣り上げてから早い時間にと思いました。

 

Img_0616

 

 このような状況下ではありましたが、石を狙ってオトリを泳がせれば、チビ鮎に混じって尺鮎も釣れると言う事も分かりまた、来年に繋げられることが出来るのかなと思います。

 

 残念ながら、2匹目のスーパー尺鮎には出会う事が出来ませんでしたが、明日の最終日に期待は持越しです。

  

  

そして、最終日の朝を迎えました。

何処に入ろうか悩みますが、午前7時から開始したとしても4時間しか時間がありません。

 

Img_06091

 実績もあって、今回まだ竿を出していなかったポイントがありました。朝1番に入りましたが、手前からかなり深くて竿を出すのに苦労しました。しかし、いいリズムで朝から鮎は追って来ました。

 この調子ならここにはスーパー尺鮎が居るな!

と確信したところで、痛恨の水中バラシです。

 オトリ鮎を手元に寄せて見ると大きな鱗が針先に残ってました。

 腕時計と睨めっこしながら、プロト11mに竿を持ち替えて最後の最後まで、攻めてはみたものの

Img_0608ss

 

 ラフティングが私の前を通過して直ぐに連中が水中に飛び込み水中をじゃぶじゃぶしてからと言うもの全くの反応が無くなってしまい令和元年の球磨川遠征は幕を閉じました。

 

 残念ながら、タイムアウト!!

 また来年までさようなら

 

 今回は、丸山水産さんを始めオトリに余裕がなくなり、くまがわおとり店さんにもお世話になりました。

 また、初めて出かけて行った西村釣具店さん鮭釣りのお話でお騒がせ致しました。

 私の後組が台風の影響で遠征をキャンセルしてしまったことで終始独りぼっちの釣行でしたが、皆様のお蔭で事故もなく尺鮎も釣ることが出来、また無事に帰ってくることが出来ました。

 本当にありがとうございました。

 

 また来年は、更なる大物鮎を目指して頑張ろうと思っています。

 竿を握ったら、遊びと言えども勝負です。

 尺鮎対決!

まだまだ続きます。

 

 

にほんブログ村 釣りブログ 大鮎釣りへ   にほんブログ村 釣りブログ 鮎釣りへ  にほんブログ村 釣りブログへ

にほんブログ村

無断転載禁止

Copyright©2015 Ikejima All Rights Reserved.

 

 

 

 

| | コメント (0)

2019年10月17日 (木)

令和元年スーパー尺鮎との遭遇!球磨川遠征報告2019

 生活リズムや居住地の移転に伴いまして今シーズンの鮎釣り回数が激減してしまいました。

 なるべく竿を出せる時は、悔いのないようにと思いながら、朝早くから夕方暗くなるまで頑張って、竿を持つようにして来ましたが、たまに持つ9メートルの棒は首や肩にも負担が掛かり加齢と共に段々厳しくなりつつある遊びであると、最近つくづく思うようになって参りました。

しかし、いざ尺鮎と勝負しようとするならば、竿が重い!

腰が痛い!首が回らない! なんて言ってはいられない。

 

今年も夏休みの予定をなんとか9月に入れることに成功!

 

 後は、台風の来ないことを祈りながら3年前に作った仕掛け類を整理しつつ未使用の状態で残った数々の水中糸や自巻きした針等を選別しながら令和元年となる球磨川遠征に備える事としました。

 古い仕掛けだけでは少し心細いため新しい水中糸と針も購入したのは言うまでもありません。

 令和元年は、新しいシステムにはチャレンジせずに過去の自分の仕掛けシステムで望むこととしました。

 令和元年の球磨川遠征の持ち物ですが、竿は知人の物等も含めると全てで7本にもなってしまいました。

 その内訳ですが、球磨川本流でのメインロッドは、D社のMT大鮎100過去の大物に実績のあるG社パワスペⅢ急瀬10011メートルにはD社の狙い110です。

 この他に、台風で本流が出来なかった場合を想定して支流用にG社パワスペⅣ急瀬90、更には、もしかしての為に川辺川用の本流渓流竿D社P3-90。

 この他に、岡野釣具店から来期モデル発売予定のプロトタイプ110の試釣用のデモ竿1本に友人の予備竿としてサーモンスペシャル83です。

 

 竿は、塩ビパイプに3本入れて宅配便で発送し、手持ちで2本。更に人吉市内に入って現場で2本の受取りとしました。

 

 この他、オトリ缶と曳舟を1個づつ更には、濡れ物入れ用と検量所まで生きた状態で尺鮎を運搬するためのアジのバッカンを2個準備し、令和元年の球磨川遠征の幕開けです。

 球磨川へは、今年で6回目を迎えることとなりました。

 

 鮎の友釣りの中で、釣り人同士で釣果を競い合う大会などにもどっぷり嵌っていた頃もありましたが、大会に出場出来るか出来ないか等の予定を詰める段階で、中々自由に休みもとれなくなり、また、技術的にも現在の競技はかなりのハイレベルであって、私のような初老鮎師にはついて行けない世界となりつつあることから、若いころから興味のあった鮎の友釣りによる尺鮎釣りにもっぱら全勢力を注ぎ込むことがここ数年のパターンとなっています。

 

 また、その昔に富士川で尺鮎が釣れていた頃、富士川のシーズン最大の大物賞を所管するオトリ屋さんから頂いたこともあって、どうせ狙うならその川のシーズン最大級を狙う覚悟で竿を持つようにしてます。

 しかしながら、球磨川遠征において限られた日数と時間の中でどうやってシーズン最大級となる尺鮎を釣るか?

 希望と言うか、自分の野望と言うか狙う鮎は段々と大きくなりますが気持ちとは裏腹に、台風接近のニュースも飛び交って令和元年の球磨川遠征もそう簡単に尺鮎を釣らせてもらえない状況にあることは出発前から予想は出来ました。

 

 私の気持ちとしては、鮎釣りを単なる遊びと考えるには少し無理があるので直接生活の為ではないにしても、精神的面において鮎釣りを通じて生き甲斐を感じている遊びの中でも特に真剣に時間と頭とお金と体力を使って楽しむことによって悔いの残らない鮎釣りシーズンにしたいと思っています。

 Img_0345s_20191017161101

 出発の当日となった9月19日(木)早朝、鹿島からバスで羽田空港に向かい羽田空港から鹿児島空港経由で人吉市内のビジネスホテルに入りました。

 ここまでは、ほぼ例年と同じ動作です。

 宿に予め送っておいた、段ボール箱4個と竿ケースをレンタカーに積み替えて先ずは、様子見に川辺川へ向かいました。

 

 川を見ると、過去に経験したことがないくらいの渇水状態です。

私が良くオトリ獲りに使う川辺川の上流域は、更に水がありません。

 Img_03533_moment_20191017161001

 空は、真っ青で素晴らしい環境なんですが、鮎は中々釣れません。

やっとのこと1匹をゲット! サイズも22センチくらいとチビ目です。

 1匹しか釣れなかった川辺川を離れ球磨川本流へ向かいました。

 

 川辺川合流付近から人吉市内は、どこも釣り人で混雑してました。

 ここに入ろうと思って、人吉橋下流に車を移動させるも釣り人が多く入れない。

 

 Img_03562_moment

 

 更に下流の西瀬橋を覗いて見ると、右岸側に2人の釣り人を確認することが出来ましたが左岸側には、誰も釣り人が居なかったので西瀬橋下に入ることとしました。

 ここは高千穂の瀬又は、西瀬と言われる毎年のように尺鮎が釣れる本命ポイントの一つです。

 上流には、トヨタ前等の有名ポイントもあり西瀬橋に続く大きなトロ場にはいかにも大物鮎が育つ環境が整っているように感じます。

 ただ、私が思うに大物の育つ環境と友釣りで釣れる環境とは少しズレがあるのではないか?と言う事です。

 大物が育つ環境に竿が届かないと言ってしまえばそれまでですが友釣りで釣れる環境は、あくまで竿が届くことが条件となります。

 それは、竿が届かない場所で育ち生活している大鮎が食事の時間になると美味しい苔を食べに竿の届く範囲内の石に出てきたことにより友釣りの仕掛け針に絡まってくれたからこそ釣れたんだと思うの自然なのかなと思うこと。

  

 更に、今年の球磨川は大雨により増水が続きましたが9月に入り照り込みが始まって平水から渇水状態まで環境が変化しました。

 環境の変化と共に、鮎達はかなりナーバスな状態に陥り一時は、鮎が居るのに釣れない状況となりました。

 川の状況も毎年、毎日同じではありませんので大鮎釣りとは言っても、数釣りと同じように川の状況や人の動き仕掛けや道具の選択、更にはオトリのチョイスまでも神経を使って、準備を整えなければ良い結果は残せません。

 

 更に言えば、尺鮎やスーパー尺鮎と言われる巨鮎が石に着いている時間にオトリ鮎をそこに沈めようとしてもオトリ鮎は怯えその石に近づこうとはしません。

 人間も同じ、巨人や見たことも無い他人様や怖面の人の近くには行きたくないですよね!

オトリ鮎も私の頭の中では、人間と同じように怖い鮎の近くには行きたくないのではないのかと思いながら、オトリ鮎がいやいやするようなポイントは特に時間を掛けて攻めるようにはしています。

 

 西瀬橋下で初日の夕方に4匹釣り上げ初日は、トータルで5匹で終了。

尺鮎には到底届くはずも無く明日へと希望を繋ぐこととしました。

 

Img_0386ss_20191017161301

 釘締めの瀬を道路から見てますが、渇水の為底石が見えてしまってます。

590630898173091  

 深場に潜む大鮎を求め点々と場所移動した遠征2日目でした。

 正直言って、1匹釣るのも大変な程に場荒れした状態の9月20日(金)でした。

 また、この日は少し肌寒く時より雨が降る嫌な天候であってポイントも少し濁りが入るか入らないかと言った微妙な時間が続き私は、淡々とオトリを狙ったポイントに通していく感じでそろそろ遅い昼飯にでもしようかと思った、その時ゴンと軽く来たような感じで慌てて竿を上流に煽ると、ずしっとした重さが手に伝わって来て、おー掛かってる!!

 竿を立てて鮎に負けない程度に竿を絞り込んで、暫く鮎との綱引きが始まり寄って来そうで寄ってこない時間を感じ微妙に鮎をコントロールさせながら足元も気にしながらオトリを引きながら掛り鮎が行ったり来たりややもすると下流へ行ってしまいそうになりやばいと思いながら更に竿を絞りこんで、タモで掬うことに成功!!

 

Img_03891

 本当に、タモに入れるまでは大きさは分かりません。

鮎とのやりとりでは、これはデカイだろうな!!とは思いましたがまさかこれがスーパー尺鮎だなんて ・・・ 正直ビックリな程に釣れない日に、令和初のスーパー尺鮎と遭遇することが出来ました。

Ike190920333_20191017163201  

 生け簀に入れると体高が無いように見えますが、かなりの体高と一番感じたところは、鮎を上から見た背中の部分の厚みです。

これはデカイと感じられたのは、その背中の部分の肉の厚さでした。

Img_0415-s_20191017163901

 お腹もかなり立派な鮎でした。

Img_0403ss

検量後の記念撮影です。

 

 検量時にかなりの血のりが出ていたのが気にはなりましたが400グラムには少し届かないにしても令和初となるスーパー尺鮎には満足しました。

Img_0400

 

 血のりが出なければ395グラムはあったかな・・

 

20190920ikejima333387ayu  

 あっという間に釣れてしまった感のある令和元年のスーパー尺鮎ですがこの日は、ホント釣れなくて釣れなくて1匹釣るのに2か所を車で移動すると言う程の体力勝負でした。

 やっと1匹釣れたと言ってもそこで2匹目は来ずにまた、車で移動すると言った半分諦めかけたその時にゴン!

と反応があったものです。

 もしかしたら、掛かったことも分からずにオトリを泳がせていたのかも知れないほどの一瞬の出来事でした。

 運よく、その信号に反応出来て今回はラッキーだったと思っています。

 

 球磨川3日目は、ご覧のような状態に!!

球磨川本流は暫くクローズとなってしまいました。

 

 Img_04662_moment

 

 まだまだ遠征は続きますが、ここまでの使用タックルを紹介しておきます。

竿:D社 MT大鮎100

水中糸:D社ハイパーMステージ0.4号

針:D社大鮎Ⅱ10号 3本イカリ

ハリス:スペクトロン3号

天井糸:スペクトロン3号

ハナカン:オーナーフック式ハナカン9.4ミリ(L)

ハナカンまわり:スペクトロン3号

錘:使用

 

 

 

 

にほんブログ村 釣りブログ 大鮎釣りへ   にほんブログ村 釣りブログ 鮎釣りへ  にほんブログ村 釣りブログへ

にほんブログ村

無断転載禁止

Copyright©2015 Ikejima All Rights Reserved.

 

| | コメント (0)

« 2019年2月 | トップページ | 2019年11月 »