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2019年11月25日 (月)

球磨川で尺鮎を10本釣り上げた男の話し

 今シーズン球磨川で尺鮎を10本釣り上げた男がいる。

 彼とは親友とか釣り仲間と言う間柄ではないが、彼は鮎を始めアオリイカやフライ釣りに精通し、また、ずば抜けた文章能力で彼のブログに吸い込まれた熱狂的ファンも数多くいることと思う。

 そんな彼とは狩野川や相模川等でニアミスをした事はあっても面と向かって顔を合わせたり話しをした事などなかった。

 そんな彼とはここ数年、全くと言っていい程、関心も何も無くほとんど音信不通状態であったが、球磨川の丸山水産でばったりと会ってしまった。

 お互いに顔を合わせた時に、私は誰なのか分からなかったが、彼から尺鮎対決!さんですよね?

って声をかけられた。

 

 彼の活躍ぶりはブログで良く知っていた。

 彼は特に流れの強い瀬が好きなようで解禁当初は狩野川で過ごし盛期に入ってからは日本海に注ぐ川をホームグラウンドにしているようであった。

 そんな彼の自慢の鮎竿が私も以前使用した事のあるオリジナル鮎竿である。

 彼はそんなオリジナル鮎竿のテスターをし彼が理想とする独特な調子の竿をこの世に出していた。

 

 このような経歴のある彼が今年から球磨川に参戦すると言う。

 それも飽きるまで球磨川に滞在し鮎だけを狙うと言うのだ。

 

 噂には聞いていた彼の腕前は、彼のブログを見れば、誰でも肯けることだろう。

 そんな彼は、私に何も調べずに球磨川に来てしまった。

 右も左も分かりません。

と言った。

 彼とは顔を合わせたのが今回が初めてであり彼の性格や彼の思惑は全く分からない。

 彼の言う事を素直に鵜呑みにしようと思ったが、彼が球磨川に持って来た竿を見て彼の嘘が直ぐに分かった。

 それは、彼ご自慢のオリジナル鮎竿を封印し、彼が準備して来た竿は某メーカーの物であった。

 

 彼が言うように球磨川について何も学習して来なかったとすると、間違いなく彼ご自慢のオリジナル竿をメインに準備して来ていたであろう。

 彼はそれを敢えてしなかったことは、身切れ防止対策を考えての選択だったと推測出来る。

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 釣れるポイントは彼が言うように何も調べずに来たのかも知れないが、球磨川の鮎について徹底的に学習して来たからこそ、初挑戦の球磨川で尺鮎を10匹も釣り上げることが可能となったことだろう。

 

 たまたまではあるが、彼の釣るところを対岸から観察するチャンスに恵まれた。

 勿論、球磨川でのことではあるが、瀬に立ち込みぐいぐいとオトリを一歩でも流れの奥に送り込み掛かるや否や反応良く竿を絞る姿は只者では無いと思ったが、その釣り姿が彼であったことを数日後に知った。

 こんな彼であればスーパー尺鮎を釣り上げるのは時間の問題だと思って彼とは球磨川で別れた。

 その数日後には彼は、33センチを超える立派な鮎を釣り上げたらしく魚拓が釣具店のホームページに載っていた。

 数ミリ、数グラム私の今シーズンの鮎が勝っていたことが救いではあったがまさか初のシーズンインでスーパー尺鮎まで釣り上げるとは思わなかった。

 

 これで彼の強かさが良く分かったが、自分としては彼のようなベテランが来シーズンから毎日球磨川で竿を出すのかと思うと、私に釣れる大鮎が果たして残っているのだろうかと不安になるばかりだ。

 

 彼がもしあの紅竿を持って来ずに、彼自慢のオリジナル鮎竿で勝負していたら、私の不安は生まれることはなかったであろうと思う。

 

 

 

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