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2019年12月 5日 (木)

オトリのデカさは誇れるか?

 友釣りのオトリ鮎のデカさは誇れるか?

 大鮎狙いの釣り師の中でも釣った大鮎の大きさではなく、いかに大きな鮎をオトリに使用したか!を自慢する釣り人がいるのですが、果たして大鮎釣りでのオトリ鮎の大きさを誇ることに意味はあるのでしょうか?

 鮎の友釣りも盛期から終盤に入る頃には野鮎も大きくなり掛かり鮎が大き過ぎて友にならない。と言う言葉を耳にする事があります。

 掛かり鮎が大き過ぎると本当にオトリ鮎にはならないのか?
又、尺鮎をオトリにしたらどうなるのか?
 
 オトリ鮎が大きいと困ることは? 等々を考えてみたいと思いますが、その前にオトリ鮎はどこまで小さくていいのか?
と言う素朴な疑問も頭の中に浮かびます。
 チビ鮎は、俗に言うビリ鮎と言う10センチ前後の小さな鮎であっても、それなりに細い仕掛けや掛け針を工夫することによりチビ鮎をオトリにしなければ釣果に差が出る時があります。
 こんな時は、15センチ以下の掛かり鮎をどんどんオトリに使用していかないと友釣りが成立しないのでビリ鮎でもオトリにします。
  その限界は、鼻環を通して水中に潜ってくれたら何とか釣りが出来ますが、ボートのように水面に浮いてしまっていてはダメです。
 オトリに使用するかしないかの限界は、正確に測定したことはありませんが10cm前後が限界でしょうか?!
 ある程度の大きさの鮎でないとオトリ鮎にしない、又は出来ない釣り人に比べて、チビ鮎オトリも巧みに泳がせることが出来る釣り人であれば、その釣果の差は目に見えて違って来ます。
 ではデカイ鮎を釣る時にもデカイオトリは必要でしょうか?
 デカイオトリ鮎となると、竿は急に重くなるし、泳ぎ出したら突進して制御不能と難しく、またエビになっただけでもかなりの負荷がかかります。
 単なるデブオトリともなれば、ロクに泳いでもくれないし、また動こうともしない鮎もいて結構厄介です。
 
 しかしながら、大鮎狙いともなればちょうどいいサイズの鮎を待っていては釣りにならないばかりか尺鮎を狙うにしても、オトリを確保するにしても普通にデカイと思う27センチや28センチはオトリ鮎として使っていかないと尺鮎までは中々辿り着けません。
 大鮎をオトリした時のデメリットして思い浮かぶことは、例えば300グラムの鮎をオトリにしたとすると、掛かり鮎がそれ以上、例えば350グラムとすると、2匹で650グラムにもなります。
 この650グラムを手元に引き寄せると考えると中々苦しい状況が想像できます。従って、650グラムの状況を、例えば150グラム程度のオトリを使用して待望の500グラムの鮎が掛かったとすると、オトリ300グラムと同じような状況ではありますが、総合的な負荷はほぼ同じ650グラムとなるので、単純にオトリの大きさだけを考えれば可能な限り小さなオトリを使用した方が、取込が楽になるような気もします。
 しかし、やはり大鮎が潜むポイントは養殖の鮎や24センチ前後のオトリでは中々攻めきれない流れや深みが存在するため、簡単にオトリの大きさだけでは判断出来ないものですが、大鮎を狙うに当たっては釣れた場合の負荷も頭に入れて、オトリの長さよりもオトリの重量を考えて友釣りをした方が、釣り人に有利な状況となることを頭においてオトリを選ぶ必要があと思います。
 例えば、30cmの鮎が2匹いて、1匹は300グラムくらいで、もう1匹が250グラムだと仮定すれば、トロ場であれば、300グラムのオトリでも問題はないと感じますが、流れの強い瀬では、先ずは、250グラムから使用してみるのが竿の調子やラインへの負荷を考えてみて見て、また、自分のオトリ操作を考えれば妥当な選択かと思います。
 むやみに大型の鮎をオトリにしたからと
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言って、それ以上の鮎が釣れるとは限りません。
 先ずは、1日の釣果としてその日のベストワンをオトリ缶に残し、検量してみることが明日への大物鮎へと続くと思いますので、むやみに自分の技量を超えた大鮎に夢を託すのではなく、先ずは、1ミリ、1センチでも大鮎を今日の成果として結果を残すことをお勧めします。
 逆に、そこそこ大きくもないのに直ぐにオトリ缶にしまい込んでしまう釣り人を目にしますが、これはこれでまた勿体ない話で、その鮎は今この状況では全然まったくレギュラーサイズで大きくはないサイズですよ!ってことを自分で把握し、自信をもって大鮎を狙う勇気も必要だと思います。
 誰にも大鮎をオトリにすることにより不安要素はあると思います。
 ある釣り人は、根掛かり放流への不安。
またある釣り人は、水中糸や仕掛けのブレイク!
またある釣り人は、鮎竿の折損等々 ・・・ 。
 
 鮎竿にしても、水中糸にしてもやっぱり多少重かろうが多少太かろうが信頼性のある商品を使うことが大鮎へ近づく大切な一歩だと思います。
 それは、何時、何処で、自己最大級の大物が掛かるか分からない為です。
 折角、大物がかかり釣りバニックを克服し、冷静に鮎とのやり取りをしているさなかに鮎竿がバキッと爆音とともに折れてしまっては何もなりません。
 オトリが大きくなれば、不安要素も大きくなりますが、そこは大鮎に耐えうるバランスの良い仕掛けや道具を整えて立ち向かう気持ちが大切だと思います。
 例えば、同じ9メートルに鮎竿に20cmの鮎をオトリにした場合と、25cmの鮎、更には30cmの鮎をオトリにした場合とでは、相対的な鮎竿の長さが違うように感じられる筈です。
 20cmのオトリであれば、いつもの9メートルの鮎竿であった筈が、25cmの鮎となるとちょっとオトリが手元に使づいたような感覚が、更には30cmの鮎をオトリにしてみると、9メートルの竿が更に短くなったような錯覚を感じることと思います。
 逆に言えば、10メートルや11メートルの鮎竿で20cmのオトリを操作するよりも、30cmの鮎をオトリにした方が操作しやすいと感じるのではないでしょうか?
 竿が長く重くても、オトリが大きくなれば釣りそのものは大して難しくなったとは思わないのは竿の長さや重さとオトリのデカさ等の相対的なバランスはあまり変わらないからではないかと思います。
 33cmの鮎をオトリ使用したと言う話は、聞いたことはありませんが、むやみに大鮎をオトリに使用することは無意味な気もしますが、それが35cmへの大鮎に繋がる道であれば、私はひるむことなく33cmでもオトリにして更なる大鮎にチャレンジしたいと思ってます。
 
 

 

 

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